杏主演の朝ドラ『ごちそうさん』高視聴率だけに関連ビジネスも視野に…
大ヒットした『あまちゃん』の後番組としてスタートした、NHK朝の連続テレビ小説『ごちそうさん』。放送開始以降週平均20%超の高視聴率をたたき出しています。
現在NHKは、『あまちゃん』などのヒットでCDや関連商品が売れに売れて、版権からの莫大な利益を上げているとか。『ごちそうさん』は洋食屋を舞台にしているため、放送後に視聴者からレシピの問い合わせが多く、レシピ本出版などを考えているそうです。しかし…
【以下引用】
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この反響こそ「それを見越して計画的に仕掛けたもの」とNHK関係者が明かす。
「番組関連ビジネスは今に始まったことではありませんが、最近は特に、書籍化やグッズ開発・拡販のノウハウを蓄積している民放の制作会社を使って利益の広がる番組企画を推進させています。NHK局内のお役所的体質と違って、民放でヒットを作ってきたスタッフは金儲けが上手ですし、今回はおにぎりひとつとっても米の炊き方で何種類も見せてみたり、本格的なグルメドラマとして関連ビジネスの仕掛けをしているんです。フードスタイリストとして飯島奈美さんを起用したのも、彼女が味だけでなく見栄えの良さで高い評価を得ているからです」
実際、ドラマ放送後は、書店で飯島氏のレシピ集がセールスを急上昇させたという話もある。同ドラマに出てくる洋食屋は実在する老舗の「たいめいけん」をモデルにしているとも指摘されているが、NHKサイドは白々しく否定。このあたりも関係者は「余計なマージンを流す必要がないので、たまたま名前が似ただけというスタンスにしている」という。
「今後は関連会社による料理本やイベントなど各種ビジネスを展開していく予定で、当然そこではNHKの天下り先に金が流れる仕組みです。あのダイオウイカのブームでは、億単位の資産を築いた関係者もいるんですよ」(同)
NHKは1982年の放送法改正より営利事業への出資が認められるようになり、以降は無数の関連会社が作られ、特に子会社のNHKエンタープライズは昨年だけで500億円以上の売り上げを上げた最大手。『あまちゃん』でも、版権ビジネスにより数十億円の利益が上げたといわれる。
「その規模は、日本の番組制作会社の中でもトップです。ただ、約530人の社員のうち、120名ほどがNHKからの出向。つまり、番組で儲けた金をそのままNHKに還元してしまうと受信料の引き下げにつながるだけなので、別のところで山分けしてNHK本体は受信料でギリギリ成り立っているという姿勢を崩さないようにしているんです」(同)
(日刊サイゾー)
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我々が支払っている受信料は…?ここまで利益を出しているなら、『あまちゃん』以降加入者も増えたと言いますし、受信料を下げていただきたいものですね。結局NHKもお役所体質。いつか“膿”を出さなくてはいけない日がくるのかもしれませんね。